隔週金曜日更新の神薙羅滅先生による長編百合小説です。
あらすじ:
交通事故で記憶を失った大学生の朝霧菊花は、自分が朝霧菊花であるという実感が持てないままに、入院生活を送っていた。
何一つ思い出を共有していない菊花の母親に、大学で出会った菊花の婚約者である朝日日美香。
彼女たちの振る舞いから、確かに菊花と親しかったことは頭では理解しつつも、記憶を失った影響で心は付いてこないまま、周囲の人間が語る菊花像と記憶を失った後の自分との違和感までも募り、孤独感だけが募っていく。
菊花であることを求められる中、お見舞いに訪れた菊花の友達である水橋蓮だけが、記憶を失った菊花を菊花ではない新しい人間として見てくれたことが、蓮に心を惹かれ始める。
菊花であることを求めてくる婚約者の日美香と、菊花ではなく新しい人間として接してくれる菊花の友達の間で、菊花の心は揺れ動いていく。
あとがき
《白紙の私に無題の道を 最終回 額縁無き絵画の中心で》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第32話 アガペー・エピデミック》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第31話 大輪萌芽》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第30話 ロールプレイ・アイデンティティ》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第29話 新世界トリップ》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第28話 盲目と温もりと》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第27話 帰省的卒業式》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第26話 偽らざる者》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第25話 独り言ドッヂボール》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第24話 露悪的リバイブ》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第23話 オープンワールド・シンドローム》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第22話 よくばりサクリファイス》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第21話 Luck of Life》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第20話 三等分にできない心たち》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第19話 セカンド・アドバンテージ》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第18話 両刃感性》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第17話 日常への不完全な帰還》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第16話 君の全てを全肯定!》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第15話 ココロ・リビルド》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第14話 セルフハッキング》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第13話 忘我的リトライ》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第12話 単純な解法》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第11話 全方位好意的変換装置》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第10話 望まぬ不戦勝》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第9話 不協和同盟》作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第8話 キャンパストライアングル》 作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第7話 角の破綻》 作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第6話 二度目の初恋》 作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)》 作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第5話 二律領域》 作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第4話 二度目の初恋》 作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第3話 花の鎖》 作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第2話 無地の瞳》 作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)
《白紙の私に無題の道を 第1話 B面に落書きを添えて》 作:神薙羅滅(Kannagi Rametsu)