小説─ブルーミント・ユー先生作品─《秋の訪れ、ニンフの婚姻》

　〈作者まえがき〉　一年以上のブランクとなってしまい、誠に申し訳ございません。今話からまた定期的に更新していけたらと思います。　島暮らしの精霊達が人間との関わりを通じて変わっていくお話、第四話でございます。　レヴァンタへのコンプレックスを自…

　〈作者まえがき〉　長らくお待たせして申し訳ございません。今回は第三話となります。アチェロとマヤの恋の行方はいかに。　陽の射さない木立の合間を、アチェロと手を取り合って歩く。アチェロの顔から涙の気配は去っているが、目の端々は変わらず赤いまま…

ギリシャ神話に曰く、ニンフとは森や水辺に棲む女性型の妖精達です。気ままで執着が強く、そしてとってもえっち。彼女らの価値観と人間の価値観は上手く噛み合うのでしょうか……？

物語の始まり。クリノの見ている世界を説明する回でもあります。ニンフ達のメンタリティは、クリノ自身を含めて世間知らずのお嬢様方のようなものだとお考え下さい。

あらすじ ここはニンフと呼ばれる精霊達の住まう神秘の孤島・精霊島。島の住人達を纏めているのは、優れた人格と魔力を併せ持つ美しきニンフ・クリノだ。外界と隔絶された楽園で、仲間達と気ままに（時には淫蕩に）暮らしてきたクリノ。しかし、彼女は想い人にして島一番の賢者・レヴァンタに対する複雑な気持ちに悩まされつつあった。 折しも季節は秋の初め。クリノ達の前に現れたのは、親善のために島の外より遣わされた神官達。限りある命を持つ人間達との交流が、二百年にわたる二人の関係にも新たな季節を呼び込む。 pixivの方でパイロット版（https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17602751）を掲載していたファンタジー百合官能小説、シリーズものとして只今リリースです。週一ほどのペースでの連載を予定しております。 浮世離れした女神様達の視点で繰り広げられる、甘酸っぱくてちょっぴり阿呆なエロ小説です。どうかご期待ください。